ドクター・スタッフブログ

抜かない歯医者がいい?抜く歯医者がいい?

2020年2月3日


こんにちは、歯科衛生士のあさのです。

抜かない歯医者が増えてきました。

厚生労働省日本歯科医師会により推進されている8020運動(はちまるにいまるうんどう)の認知度はかなり高まっています。これは、80歳で20本以上のを残そうとするのが主目的の歯科に関する運動です。

8020運動が開始された時、「8020」を達成している後期高齢者は10人に1人にも満たない状況だったようです。しかしその後少しずつ「8020」達成者の割合は増加し、最近の全国調査(平成23年歯科疾患実態調査)では、後期高齢者の37%が達成してることが示されました。

患者さんが歯医者選びをする際に、すぐ「抜歯だ!」と言う歯医者は、ヤブ医者だと言う価値観を持っている人も多くいるように思います。

「なるべく削りません。なるべく抜きません。自分の歯を残しましょう!」と言う考えはとてもすばらしいし、私自身もそういった歯医者で治療を受けたいです。

しかし「本当は抜かなくてはいけない歯」を無理やり残している場合。。。。はないでしょうか?

少しでも可能性があれば、歯を残すことに最大限の努力を惜しみません。ですが、もうこれは歯を残すのが難しい・・・しかも残しておくことで周りの歯や歯茎にまで悪影響を与えかねない・・・

そういった場合も少なからずあります。

まずはそういった状態にしないことが大事です。

 

そして、どうしてもそういう状況になってしまった場合は、信頼のできるかかりつけ医に診てもらうことが大切です。

困った時の駆け込み寺のような歯科医院ではなく、治療〜予防まで全てを担ってくれる歯科医院です。悪いところがなくても、歯科医院はメインテナンスをする場所として、気軽に来院できるといいですね。

2ヶ月に1回、美容室に髪の毛を整えに行く感覚で。

3ヶ月に1回、歯のクリーニング・メインテナンスを。

そしたら、そもそも歯を抜く・抜かないで悩み迷うこともなくなるのです。