ドクター・スタッフブログ

歯科用CTって安全なの?

2020年10月6日


こんにちは、歯科衛生士のあさのです。

 

最近の歯科医院では部分的に撮影が可能なレントゲンのみならず

骨の状態、欠損の状態、顎関節、歯根の膿、親知らず、上あごの炎症、神経の走行など、お口に関わる様々な診断が可能である歯科用CTを導入しているところも増えてきました。

当院ではドイツ・シロナ社製の歯科用CT・ORTHOPHOS SL 3Dという機械を採用しており、

従来のX線写真では、2次元の平面での診断しかできませんでしたが、この歯科用CTでは3次元の立体画像診断が可能となります。それによってより多くの情報が得られ、飛躍的に治療の精度が向上しました。

特にインプラント治療では、CT画像が成功のカギとなります。

骨の量・骨の密度がCTにより明確化することで正確な診査・診断が行え治療の安全性を高まります。
インプラントの埋入量や方向などもシュミレーションすることができるため、安心して治療を受けることができます。

 

またレントゲンを撮影する上で皆さんが心配されるのは、被曝量です。

Orthophos SLでは「Low Dose(低被ばく線量)」モードを用いることで、2D X線画像と同じ線量範囲のCBCT画像を用いた適応症ベースの診断が可能となっております。

一般的な医科用CTで、胸部CTを撮影した際に6.9mSv・またレントゲンで胸部X線写真を撮影した際に0.05mSvであるのに対し

歯科用CTで顔面を撮影した時は0.079~0.111mSv・またレントゲンで歯全体が映るX線写真を撮影した時は0.014mSvと言われています。

注:実効線量【Sv】はICRP2007年勧告に準拠しています。医療用X線の放射線量は、装置メーカーやご施設によって異なります。

自然放射線による被曝線量が年間で2.4mSvとなっていますので、歯科での撮影での被曝量はかなり低いものとされています。

 このように最新型の歯科用CTは、一般の医療用CTと比べてX線の量が少なく、患者さんに安全に検査を受けていただくことができます。

ご不明な点は、担当ドクター・歯科衛生士にお尋ねくださいね