みなさん、こんにちは。
新札幌いった歯科です。
昨日今日は、温かいですね。
明日は雨が降りかなり気温が下がるようです。
寒暖差で体調を崩されないよう、ご注意くださいね。
さて、4月18日は『よい歯の日』です。
『よい歯の日』は、4(よ)1(い)8(は)の語呂合わせで、日本歯科医師会により制定され、
この日に合わせて国民へのさまざまな歯科保健啓発活動を行っています。

では「よい歯」というのは、どういう歯をいうのでしょうか?
むし歯がない、歯周病ではない、歯が白い、歯並びがよい、などなど、
「よい歯」のイメージは様々だと思います。
当院が考える「よい歯」は、「機能的にも審美的にもよい歯」です。
むし歯で痛くて噛めない、歯周病で歯が抜けてしまい噛めない、
義歯が合わなくて噛めないなど、食事をするときにうまく噛むことができなかったり、
歯の着色が気になる、歯並びが気になるなど、人に歯を見せたくなくてうまく笑えないなど、
歯は食べることはもちろん、生活を送るうえで様々な影響を与えています。
日本歯科医師会が推奨する『8020(ハチマルニマル)運動』は、
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足すると言われていています。
永久歯は、親知らずを除いて28本あります。
歯を失う原因の多くは、むし歯と歯周病です。
むし歯も歯周病も早めに気付いて治療をすれば、歯を失う可能性は低いのですが、
痛みなどの症状が出てから治療をすると、発見や治療が遅れると、
最悪の場合は抜歯になってしまいます。
そのためには定期的に歯科を受診し、口腔内を健康に保つことが大切です。
また口腔内を健康に保つことは、全身の健康にもつながります。
大人の口腔内には300~700もの細菌が生息していると言われていて、
歯みがきで清潔に保っているとはいえ、健康な人も細菌が住み着いています。

特に歯周病菌は全身疾患との関係性が明らかになってきていて、
糖尿病を悪化させたり、心臓疾患や脳疾患を引き起こしたり、
誤嚥性肺炎や、妊婦さんの早産の原因にもなります。
ご自身で歯みがきをしてお口の中を清潔に保つのはもちろんですが、
定期的に歯科で検診を受け、口腔内をクリーニングすることで、
よりお口の健康を保つことができます。
歯を失ってから後悔しても遅いのです。
ご自身の健康を守るために、定期的に歯科を受診しましょう。